【新唐人2014年5月1日】浙江省温州市の「三江教会堂」が強制立ち退きに直面し、各地から信者らが駆けつけ、教会堂を1ヶ月間死守ました。しかし、4月28日、当局は教会堂を強制的に取り壊しました。また、ここ1ヶ月で、信者数十人が拘束されました。
浙江省各地から数千人のキリスト教信者が駆けつけ、三江教会堂を1ヶ月間死守したものの、28日、とうとう解体されました。
地元信者 楊さん
「昨晩9時頃からスタートし、夜には解体が終わりました。中で祈祷していた1000人が全部追い出され、教会堂の入り口で跪いて祈祷しました。警察が1000人以上来て、付近の道路を全部塞ぎました」
楊さんによると、当初は十字架だけを取り外すだろうと思っていましたが、建物全体が取り壊されたそうです。
当局から追われているある地元の信者によると、すでに数十人が拘束されているそうです、
地元信者
「別のところに来ているので、捕まっていません。数十人が拘束されました」
楊さんは、教会堂は数年の時間をかけて、数千万元を投じて建設したことを政府も知っているのに、なぜ今になって取り壊すのか理解に苦しむと話します。
楊さんは、当局は多くの教会堂が取り壊したが、壊されたのは教会堂ではなく、民心であると示します。当局はこのような方法でキリスト教徒を抑圧しているのだと話します。
情報によると、温州市のキリスト教徒は120万人、教会堂は2000カ所に上ります。信者と教会堂の数が多いため、温州市は「中国のエルサレム」と呼ばれています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/04/29/atext1106342.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/萩野 映像編集/工)